« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »

2009年9月22日 (火)

尿石症

最近、尿石症の文献を読んでいます。
そこで見つけたのが → ucingoats

内容をかいつまんで説明すると

*******************************

・雄ヤギ特に去勢オスで問題となる。雄ヤギの尿道はクネクネ曲がっており、石が詰まりやすい。去勢されることによって尿道の成長が悪くなるため細くなる→さらに詰まりやすい

・尿石を発達させるもの
①濃すぎる尿→飲水量の低下
②膀胱内壁の細胞の剥離多い→結石の核となる
③摂取ミネラルバランスの乱れ

☆対策として
①飲水量の確保
 ・「きれい」、「飲みやすい」はもちろん、忘れてはいけないのが「温度」
  冷たい水だとあまり飲まない。季節によってはヒーター等も必要
 ・十分な塩分
  「水は塩に続く」 エサ中の上限4%の塩が有効

②ビタミンAの充足
 ・欠乏すると膀胱内壁の細胞が剥がれ易くなり、結石の核となる

③ミネラルバランス
 ・Ca:P=2-2.5:1
 ・P(穀類、糟類に多い)のやり過ぎについては日本語Webにも情報が多いですが、Caのやり過ぎにも注意。アルファルファやクローバー等のマメ科にはCaが豊富。エサの半分以上にしないほうが良い。
 ・シュウ酸塩が多い草は与えない→ギシギシ、カタバミ、ホウレンソウ、アカザ等

④去勢はできるならば遅いほうが良い
 ・可能であれば6ヶ月齢以降

そして、尿石症は早期発見ほど予後不良リスクは減る

*******************************

とういうことでした。

気になるのが去勢時期

この時期になると、まず自分では無理、獣医師に頼まなくてはいけない

自分がやっている輪ゴム式だと2ヶ月齢が精一杯。専用のゴムリングと器具を使えばもうちょっと遅らせるかもしれない。

まあ、自分のできる範囲で去勢を遅らせて、後は飼養管理で対応するのがベターかなあ

 

これからだんだん寒くなっていきます。エサも生モノが少なくなっていきます。

去勢ヤギを飼っている皆様、水管理、栄養管理にお気をつけください。

※メス牛でもたまに尿石症はあるみたいなので、うちも気をつけよう

| | コメント (4)

2009年9月21日 (月)

冬への備え

今年の夏~秋は雨が少なく、乾草生産がはかどりました。

Dsc00526 購入乾草の量が減りそうですが、そこは4匹

あっというまに無くなりそう

本日、イタリアン・エンバク播種。年末用です

※4匹ツメ切り

| | コメント (0)

2009年9月14日 (月)

塩分補給について

最近、仕事でも英語が必要となってきたので、勉強も兼ねヤギ関係の英訳に取り組んでいます。(仕事関係をやれと言われそうですが、まずは興味のあるところから出発)

塩分補給について

以下、アメリカの飼養標準(NRC)のミネラルの項の抜粋(T訳:不安要素^^;)です。

”ナトリウムは最も不足していそうなミネラルです。自由摂取ではヤギはおそらく塩を要求量以上に食べるでしょう。しかし明らかな悪い影響は伴いません。十分な塩を与えられていない動物は、おそらく食欲不振と土や岩屑の摂取(食べつくすような)を示します。もしヤギが塩を自由摂取でなければ、エサに塩を追加しなければなりません。推奨レベルはエサの0.5%です。”

また、Manitoba Goat AssociationのHPには、

ナトリウム(Na):0.2%、塩素(Cl):0.2%の推奨値が載っていました。(塩はNa:Cl=4:6重量比)

また、日本標準飼料成分表では、ヤギが食べていそうな草のナトリウムは平均0.15%、塩素はデータが少ないのですが0.76%。もちろん平均値ですので幅はあります。また、草のミネラル分はその土地の土壌条件によって結構変わりますので、上記成分も土地によって変わることは十分考えられます。

以上のことをふまえ

・塩(特にナトリウム)は、与える草種、土地によっては不足しやすいミネラルである。

・草や土のミネラルのことを考えだすとヤギ飼いがややこしくなるので、とりあえず塩をやる。

・塩のコストは安く(5㎏の鉱塩だったら900円くらいで1頭1年以上もつ)、過剰症もそんなに無い。
※乳牛では分娩前の塩の過剰摂取は乳房浮腫になりやすいと言われていたので、初産やザーネン系などの乳房が張りやすいヤギでは、分娩前は注意が必要と思います。

・また、オスや去勢ヤギでは、塩なめる→のどが渇く→水を飲む→しっこ出る→尿石予防の効果も期待できる。

ということで、僕は鉱塩を自由摂取させています。

| | コメント (8)

2009年9月 7日 (月)

Natural Goat Medicine

いや~

海外のヤギ情報は充実していますね~

英語は苦手なのですが、安い翻訳ソフトを活用するとなんとなく中身がわかります。

今回見つけたのが

Dairy Goat Journal

のLibraryの中にある

Natural Goat Medicine

です。

出だしを翻訳ソフトに訳させてみると

「化学干渉なしで、自然に酪農ヤギの世話をする多くの方法があります。」

と薬草の事等が書かれていました。

まだまだいろいろ情報が埋まっていそうなので、読んでいきたいと思っています。

翻訳ソフトはヤギ飼いにも重要なアイテムになりそうな気がしています。

| | コメント (6)

« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »